フョードル・ボリーソヴィチ
Федор Борисович
ヴォロク公 князь Волоцкий (1494-1513)
生:?
没:1513.05
父:ヴォロク公ボリース・ヴァシーリエヴィチ (モスクワ大公ヴァシーリイ2世盲目公)
母:ユリアーニヤ (ホルム公ミハイール・ドミートリエヴィチ)
結婚:1504
& マリーヤ
子:なし
第19世代。モノマーシチ(モスクワ系)。
生年は不明だが、両親の結婚が1476年なので、1470年代末と見ていいだろう。
1494年、父の死で、弟イヴァン・ボリーソヴィチと遺領を分割。フョードル・ボリーソヴィチがヴォロク(ヴォロコラムスク)を、イヴァン・ボリーソヴィチがルジェーフとルーザを相続した。
1504年、イヴァン・ボリーソヴィチはその死に際して、領土をモスクワ大公イヴァン大帝に譲渡。
晩年の父同様、イヴァン大帝との関係は親密で、その中央集権化政策を支持。
イオシフ・ヴォロコラムスキイ修道院に埋葬されている。