競技名・種目名はロシア語から訳しているので、筆者の無知・勘違いで一般的なものと異なる場合がある。順番も大まかにロシア語の頭文字順。
競技の分類は筆者の独断。
「この種目強い」とか「弱い」とか、単純にメダル獲得の実績からの判断。
全メダリストを紹介しようかとも思ったが、あまりに大量なので断念した。
なお、以下の情報は筆者が独自に集計したもの。IOC等の公式記録とは無関係である。計算違いはご容赦。
ソヴィエト連邦
第7回コルティナ・ダンペッツォ大会(1956年)
種目 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
---|---|---|---|---|
総計 | 7 | 3 | 6 | 16 |
ノルディック(距離) | 2 | 2 | 3 | 7 |
アルペン | 1 | 1 | ||
スピードスケート | 4 | 1 | 2 | 7 |
アイスホッケー | 1 | 1 |
夏のヘルシンキに続いて参加したソ連として2度目のオリンピック。冬の大会はロシア帝国時代を含めても初。
ノルディック(距離)とスピードスケートには、この頃から強かった。フィギュアはのちに強くなるのだが、ジャンプとアルペンはまるでダメ。アルペンで取ったメダルは男女あわせてふたつだけ。そのうちのひとつが、コルティナ・ダンペッツォの女子スラロームでエヴゲーニヤ・シードロヴァの銅。
アイスホッケーでは1992年までの10大会で8度の優勝。
第8回スコーヴァリー大会(1960年)
種目 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
---|---|---|---|---|
総計 | 7 | 5 | 9 | 21 |
バイアスロン | 1 | 1 | ||
ノルディック(距離) | 1 | 2 | 3 | 6 |
ノルディック(複合) | 1 | 1 | ||
スピードスケート | 6 | 3 | 3 | 12 |
アイスホッケー | 1 | 1 |
スピード・スケートが圧倒的。男子500m と1500m では、エヴゲーニイ・グリーシンが2種目2連覇。女子でもリディヤ・スコブリコーヴァが1500m と3000m で2種目制覇。男子10000m でヴィクトル・コシーチキンがあと3秒、女子500m でナターリヤ・ドンチェンコが0.1秒早ければ、ソ連のスピードスケート完全制覇だったのだが(当時は8種目)。
第9回インスブルック大会(1964年)
種目 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
---|---|---|---|---|
総計 | 11 | 8 | 6 | 25 |
バイアスロン | 1 | 1 | 2 | |
ノルディック(距離) | 3 | 1 | 4 | 8 |
ノルディック(複合) | 1 | 1 | ||
スピードスケート | 5 | 5 | 2 | 12 |
フィギュアスケート | 1 | 1 | ||
アイスホッケー | 1 | 1 |
この大会の主役は何と言ってもスピードスケートの女子4種目を独占したリディヤ・スコブリコーヴァ。スピードスケートの全種目制覇は女子では最初で(いまのところ)最後の快挙である。言うまでもなく男子ではエリック・ハイデン(アメリカ)がいる。
それと、ノルディック(距離)で、団体とあわせて女子3種目を制覇したクラヴディヤ・ボヤールスキフ。こちらの全種目制覇はそこそこいる。いずれにせよ、やはりロシア女性は強いのだ。
ちなみにエヴゲーニイ・グリーシンは0.5秒の差で500m 3連覇を逃した。
フィギュアスケート(ペア)でソ連が初めて金メダルを取った大会でもある。以来、2006年現在、すべての大会で金メダルを取っている。
バイアスロンでも初の金メダル。こちらも、その後いずれの大会でも最低ひとつは金メダルを取っている。
第10回グルノーブル大会(1968年)
種目 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
---|---|---|---|---|
総計 | 5 | 5 | 3 | 13 |
バイアスロン | 1 | 1 | 1 | 3 |
ノルディック(距離) | 2 | 2 | 4 | |
ジャンプ | 1 | 1 | ||
スピードスケート | 1 | 1 | 2 | |
フィギュアスケート | 1 | 1 | 2 | |
アイスホッケー | 1 | 1 |
ノルディック(距離)で金メダルを取れなかったのが、金メダル数低下の最大の要因だろう。
エヴゲーニイ・グリーシンはしぶとく挑戦。0.3秒差で500m の金を逃した。しかしこの頃からスピードスケートは徐々にかつての圧倒的強さを失っていく。
ロシア・ソ連にとってジャンプで唯一無二のメダル(しかも金)を90m級でヴラディーミル・ベロウーソフが獲得。
第11回札幌大会(1972年)
種目 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
---|---|---|---|---|
総計 | 8 | 5 | 3 | 16 |
バイアスロン | 1 | 1 | ||
ノルディック(距離) | 5 | 2 | 1 | 8 |
スピードスケート | 1 | 2 | 3 | |
フィギュアスケート | 1 | 2 | 3 | |
アイスホッケー | 1 | 1 |
ノルディック(距離)でガリーナ・クラコーヴァが女子3種目を制覇。
ついにスピードスケートでは金メダル0。
第12回インスブルック大会(1976年)
種目 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
---|---|---|---|---|
総計 | 13 | 6 | 8 | 27 |
バイアスロン | 2 | 1 | 3 | |
ノルディック(距離) | 4 | 2 | 4 | 10 |
スピードスケート | 4 | 2 | 3 | 9 |
フィギュアスケート | 2 | 2 | 4 | |
アイスホッケー | 1 | 1 |
冬季オリンピックで東ドイツが台頭してきた大会。
アイスホッケーではソ連が4連覇(カナダの記録に並んだ)。
スピードスケートが復活したかと思いきや……。
アイスダンス(フィギュアスケート)初代チャンピオン。
第13回レイク・プラシッド大会(1980年)
種目 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
---|---|---|---|---|
総計 | 10 | 6 | 6 | 22 |
バイアスロン | 2 | 1 | 1 | 4 |
ノルディック(距離) | 4 | 2 | 2 | 8 |
リュージュ | 1 | 1 | 2 | |
スピードスケート | 1 | 1 | 1 | 3 |
フィギュアスケート | 2 | 1 | 1 | 4 |
アイスホッケー | 1 | 1 |
アフガニスタン侵攻を背景にアメリカ人観客のブーイングを浴びながら、フィギュアスケートのペアでイリーナ・ロドニナーが前人未到の3連覇を達成(ペアを組む相手はV1時とV2、V3時とで違う)。フィギュアスケートの3連覇はほかに女子シングルのソニア・ヘニー(ノルウェー)がいるだけ。
他方、アイスホッケーでは同じく大ブーイングの中、5連覇を逸した。
リュージュで初のメダル。しかし金はこの時のヴェーラ・ゾズーリャが最初で最後。それどころか、男女を通じてリュージュでは非ドイツ語圏出身者としては2006年現在唯一の金メダリスト(ゾズーリャ自身はラトヴィア出身)。
第14回サラエヴォ大会(1984年)
種目 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
---|---|---|---|---|
総計 | 6 | 10 | 9 | 25 |
バイアスロン | 1 | 1 | 2 | |
ボブスレー | 1 | 1 | ||
ノルディック(距離) | 1 | 4 | 5 | |
リュージュ | 2 | 1 | 3 | |
スピードスケート | 2 | 3 | 4 | 9 |
フィギュアスケート | 1 | 1 | 2 | 4 |
アイスホッケー | 1 | 1 |
ついに東ドイツが金メダル数でソ連を上回り第1位に。特にエンケ、シェーネ、ローテンブルガーのスピードスケート女子は圧巻だった(これは東独の話)。
ちなみに、キーラ・イヴァノーヴァがフィギュアスケートの女子でソ連唯一のメダル(銅)を獲得。
またボブスレーでも初のメダルを獲得した。
第15回カルガリ大会(1988年)
種目 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
---|---|---|---|---|
総計 | 11 | 9 | 9 | 29 |
バイアスロン | 1 | 2 | 1 | 4 |
ボブスレー | 1 | 1 | 2 | |
ノルディック(距離) | 5 | 5 | 3 | 13 |
ノルディック(複合) | 1 | 1 | ||
リュージュ | 1 | 1 | ||
スピードスケート | 1 | 1 | 2 | |
フィギュアスケート | 2 | 2 | 1 | 5 |
アイスホッケー | 1 | 1 |
ソ連が金メダル数第1位を奪回。ボブスレー2人乗りで東ドイツを破ったのが大きかったか? ボブスレーで金メダルを獲得した唯一の大会である。
それとスピードスケート女子で東ドイツが元気なかった。
バイアスロンでは、リレーで6連覇。
前回イギリス(トーヴィル&ディーン)に奪われたアイスダンス(フィギュアスケート)の金メダルを奪回。以後、長野まで4連覇。
ロシア連邦(EUN)
第16回アルベールヴィル大会(1992年)
種目 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
---|---|---|---|---|
総計 | 7/9 | 5/6 | 8/8 | 20/23 |
バイアスロン | 1/2 | 1/2 | 2/2 | 4/6 |
ノルディック(距離) | 3/3 | 2/2 | 4/4 | 9/9 |
フィギュアスケート | 2/3 | 1/1 | 1/1 | 4/5 |
フリースタイル | 1/1 | 1/1 | ||
アイスホッケー | 1/1 | 1/1 | ||
ショートトラック | 1/1 | 1/1 |
ソ連崩壊後初のオリンピック。旧ソ連諸国は統一チーム(フランス語の頭文字を取って EUN と呼ばれた)として参加(ただしバルト三国は独自チーム)。
フィギュアスケートの男子シングルでヴィクトル・ペトレンコが初の金メダル(ウクライナだけど)。
ついにスピードスケートで金メダルどころかどんな色のメダルもゼロ。
ロシア・ソ連がアイスホッケーで金メダルを取った、いまのところ最後の大会となっている。
ロシア連邦
第17回リレハンメル大会(1994年)
種目 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
---|---|---|---|---|
総計 | 11 | 8 | 4 | 23 |
バイアスロン | 3 | 1 | 1 | 5 |
アルペン | 1 | 1 | ||
ノルディック(距離) | 3 | 1 | 1 | 5 |
スピードスケート | 2 | 2 | 1 | 5 |
フィギュアスケート | 3 | 2 | 5 | |
フリースタイル | 1 | 1 | 2 |
フィギュアスケートは、旧ソ連諸国が金メダルを独占(女子シングルのオクサーナ・バユールがウクライナだった以外はロシア)。
女子スーパーGではスヴェトラーナ・グラドィシェヴァが、アルペンで38年振り2つ目のメダル(今回は銀)。
ノルディック(距離)は男子が壊滅。女子でもリュボーフィ・エゴーロヴァがひとりで気を吐いた。
初めてアイスホッケーでメダルを逃した。夏の大会でもそうだが、ソ連崩壊の影響が最も顕著に現れたのがこれらチーム競技だった。
第18回長野大会(1998年)
種目 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
---|---|---|---|---|
総計 | 9 | 6 | 3 | 18 |
バイアスロン | 1 | 1 | 1 | 3 |
ノルディック(距離) | 5 | 2 | 1 | 8 |
ノルディック(複合) | 1 | 1 | ||
フィギュアスケート | 3 | 2 | 5 | |
アイスホッケー | 1 | 1 |
ノルディック(距離)で、女子種目を完全制覇。他方で男子はまたまた壊滅。
スピードスケートもまたメダル0。
一方で、フィギュアスケートでは2大会連続で4種目中3種目を制覇。
第19回ソルトレイク・シティー大会(2002年)
種目 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
---|---|---|---|---|
総計 | 5 | 4 | 4 | 13 |
バイアスロン | 1 | 2 | 3 | |
ノルディック(距離) | 2 | 1 | 1 | 4 |
フィギュアスケート | 2 | 3 | 5 | |
アイスホッケー | 1 | 1 |
エレーナ・ベレジュナーヤ&アントーン・シハルリーゼの金メダルで揉めた大会。
アイスダンス(フィギュアスケート)は、1976年にオリンピック競技として採用されて以来7大会連続で複数メダルを獲得してきたが、今回初めてメダル1個(銀)に終わった。ちなみにペアでも1980年以来6大会連続複数メダルだったが、こちらも今回初めてメダル1個。
アメリカで開催されるオリンピックでは、ロシア・ソ連はメダルが取れない。
第20回トリノ大会(2006年)
種目 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
---|---|---|---|---|
総計 | 8 | 6 | 8 | 22 |
バイアスロン | 2 | 1 | 2 | 5 |
ボブスレー | 1 | 1 | ||
ノルディック(距離) | 2 | 2 | 3 | 7 |
ノルディック(複合) | 1 | 1 | ||
リュージュ | 1 | 1 | ||
スピードスケート | 1 | 1 | 1 | 3 |
フィギュアスケート | 3 | 1 | 4 | |
フリースタイル | 1 | 1 |
久々にスピードスケートで金メダルを取るなど、冬の大国復活の予感。
ちなみにフィギュアスケートのペアは、EUN も含めて(ソルトレイク・シティーの疑惑判定も含めて)ソ連時代から12連覇。EUN も含めれば、男子シングルでも5連覇で、スウェーデンの4連覇を抜いた。
アイスホッケーではまたもやメダルに手が届かなかった。
その一方、リュージュとボブスレーではソ連時代以来18年振りのメダル獲得。
第21回ヴァンクーヴァー大会(2010年)
種目 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
---|---|---|---|---|
総計 | 3 | 5 | 7 | 15 |
バイアスロン | 2 | 1 | 1 | 4 |
ボブスレー | 1 | 1 | ||
ノルディック(距離) | 1 | 1 | 2 | 4 |
スピードスケート | 1 | 1 | 2 | |
フィギュアスケート | 1 | 1 | 2 | |
スケルトン | 1 | 1 | ||
スノーボード | 1 | 1 |
フィギュアスケートで、1960年以来50年振りにひとつも金メダルが取れなかった。
以下、メダリスト一覧(一部チーム競技は選手名を割愛)。1は金、2は銀、3は銅メダルを指す。
バイアスロン:男子マススタート1(Устюгов Евгений Романович)、男子リレー3。女子マススタート2(Зайцева Ольга Алексеевна)、女子リレー1。
ボブスレー:男子2人乗り3(Воевода Алексей Иванович и Зубков Александр Юрьевич)。
ノルディック(距離):男子スプリント1(Крюков Никита Валерьевич) & 2(Панжинский Александр Эдуардович)、男子チームスプリント3(Морилов Николай Сергеевич и Петухов Алексей Евгеньевич)。女子チームスプリント3(Коростелёва Наталья Сергеевна и Хазова Ирина Викторовна)
スピードスケート:男子10000m2 & 5000m3(Скобрев Иван Александрович)。
フィギュアスケート:男子シングル2(Плющенко Евгений Викторович)、アイスダンス3(Домнина Оксана Александровна и Шабалин Максим Андреевич)。
スケルトン:男子3(Третьяков Александр Владимирович)。
スノーボード:女子パラレル大回転2(Илюхина Екатерина Сергеевна)。
第22回ソチ大会(2014年)
通算総計
種目 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
---|---|---|---|---|
総計 | 121 | 91 | 94 | 306 |
バイアスロン | 19 | 10 | 15 | 44 |
ボブスレー | 1 | 1 | 3 | 5 |
ノルディック(距離) | 41 | 31 | 34 | 106 |
ノルディック(複合) | 1 | 4 | 5 | |
ジャンプ | 1 | 1 | ||
アルペン | 1 | 1 | 2 | |
リュージュ | 1 | 3 | 3 | 7 |
スピードスケート | 27 | 21 | 21 | 69 |
フィギュアスケート | 23 | 18 | 7 | 48 |
フリースタイル | 2 | 2 | 4 | |
アイスホッケー | 8 | 2 | 2 | 12 |
ショートトラック | 1 | 1 | ||
スケルトン | 1 | 1 | ||
スノーボード | 1 | 1 |
と、こうして見てみると、やはりノルディック(距離)が安定して強い。ロシアでスキーと言えばノルディック。それだけに、ジャンプもアルペンも壊滅的なのは仕方あるまい。
当然、ノルディック(距離)と、これまた得意な射撃を組み合わせたバイアスロンでも、安定した強さを発揮している。
メダルの数だけ見ると、スピードスケートとフィギュアスケートも抜けているように見えるが、これは数字のマジック。1大会につき(現在では)スピードスケートでは男女合わせて9種目が行われるのに対して、フィギュアスケートでは半分以下の4。
しかも、ソ連崩壊後に獲得したスピードスケートのメダルは8。一方でフィギュアスケートは23。それを考えると、ソ連崩壊まではスピードスケートはメチャメチャ強かったわけだが、いまやかつての栄光など見る影もない。逆にフィギュアスケートではソ連時代からペアとアイスダンスで安定した強さを発揮しているし、ソ連崩壊後は男子でも圧倒的である(女子シングルだけが精彩を欠いている)。
同じく数字のマジックがアイスホッケー。言うまでもなく、1大会につき1つしか金メダルは生まれない。過去ロシア・ソ連が参加した冬のオリンピックは14。それでこの数字だから、圧倒的な強さという意味では(夏も含めて)全競技中最高だろう。もっとも、ここでもソ連崩壊後は振るわない。ちなみにオリンピックから離れるが、初参加した1954年から1991年まで38回の世界選手権(一部五輪含む)で、ソ連は22回優勝。特に1963年から1990年までの28年間で21回と、文字通り圧倒的だった。まぁ、これは余談。
ショートトラックやフリースタイルなど、比較的新しい種目でも振るわない。
個人で見ると、何と言ってもリディヤ・スコブリコーヴァの6個の金メダルが圧巻。ちなみに彼女は金以外のメダルは取っていない。しかもすべて個人種目。
同じく個人種目だけでメダルを稼いだのがエヴゲーニイ・グリーシンの4/1/0。短距離2種目2連覇はかれだけ?
団体種目も含めると、ノルディック(距離)の選手がずらりと名を揃える。リュボーフィ・エゴーロヴァ6/3/0(2大会)、ラリーサ・ラズーティナ5/1/1(3大会)、ライサ・スメターニナ4/5/1(5大会)、ガリーナ・クラコーヴァ4/2/2(2大会)、ニコライ・ジミャートフ4/1/0(2大会)。
メダル数では少ないが、フィギュアスケート(ペア)のイリーナ・ロドニナーが3連覇を成し遂げている。