ヴラディーミル・リヴォーヴィチ
Владимир Львович
ガーリチ=ヴォルィニ公 князь Галицкий и Владимирский
ガリツィア・ロドメリア王 rex Galiciae et Lodomeriae
生:?
没:1340
父:ガーリチ公レフ・ユーリエヴィチ (ガーリチ公ユーリイ・リヴォーヴィチ)
母:? (スモレンスク公ロマーン・グレーボヴィチ)
結婚:?
子:?
第16世代。モノマーシチ(ヴォルィニ系)。
父の死は1323/24年。ヴラディーミル・リヴォーヴィチが跡を継いだらしい。
しかしポーランド系の史料によると、かれの治世は名目的なもので、実権はドミートリイ・デトコ(デティコ)を中心とするボヤーリンたちが握っていたらしい。かれらは父の跡を継いだばかりのヴラディーミル・リヴォーヴィチを追い出し、甥(従兄弟?)のボレスワフ・マゾヴィェツキを公として招聘した。
リトアニア系の史料によると、1340年にヴラディーミル・リヴォーヴィチが死に、妹婿リウバルタス(リトアニア大公ゲディミナスの子)が公位を継いだ。
しかしこれには異説もある。詳細はユーリイ・アンドレーエヴィチの項を参照のこと。