ロシア学事始ロシアの君主リューリク家人名録系図人名一覧

リューリク家人名録

ヴァシリコ・ヴォロダーレヴィチ

Василько Володаревич

ロゴジュスク公 князь Лагожский (1190頃)

生:?
没:?

父:ミンスク公ヴォロダーリ・グレーボヴィチ (ミンスク公グレープ・フセスラーヴィチ
母:?

結婚:?

子:?

第10世代。ポーロツク系(ミンスク系)。

 1190年頃にロゴジュスク公として言及されるだけで、ほかの情報は不明。
 父親がヴォロダーリ・グレーボヴィチであり、父親の最初の妻がリクサであるならば(ヴォロダーリ・グレーボヴィチの項参照)、ヴァシリコ・ヴォロダーレヴィチの生年は、父とリクサが離婚した1145年頃より後ということになる。おおよそ1150年前後と考えておいていいかもしれない。
 ヴラディーミル・ヴォロダーレヴィチと兄弟であるとして、その長幼の順は不明だが、おそらくミンスク公となっているヴラディーミル・ヴォロダーレヴィチが兄であろう。なおその場合、ヴァシリコ・ヴォロダーレヴィチの生年は多少後ろにずれることになろう。

 1180年代、アンドレイ・ヴラディーミロヴィチフセスラーフ・ミクーリチが相次いでロゴジュスク公として言及されている。ヴァシリコ・ヴォロダーレヴィチはおそらくかれらの跡を継いでロゴジュスク公になったものと思われる。ただしこのふたりは素性不明で、当然ヴァシリコ・ヴォロダーレヴィチとの血縁関係も明らかではない。

 1186年には、スモレンスク公ダヴィド・ロスティスラーヴィチノーヴゴロド公ムスティスラーフ(その子)とともにポーロツク軍と戦ったらしい(この時のポーロツク公は不明)。

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最終更新日 07 03 2013

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