ボリース・フセヴォローディチ
Борис Всеволодич
グロドノ公 князь Городненский (1142-69)
生:1117?
没:1169?
父:グロドノ公フセーヴォロド・ダヴィドヴィチ (ドロゴブージュ公ダヴィド・イーゴレヴィチ)
母:アガーフィヤ (キエフ大公ヴラディーミル・モノマーフ)
結婚:?
子:?
第9世代。
両親の結婚が1116年のこととされているので、かれの生年も1117年と考えられているが、根拠と言ってそれくらいである。
フセーヴォロド・ダヴィドヴィチ(年代記では単に「フセーヴォロド」。ダヴィドヴィチであれ何であれ父称は記されていない)の跡を継いでグロドノ公となったのは、ボリース、グレーブ、ムスティスラーフの3人。この3人が、それぞれどういう血縁関係にあり、いつからいつまで公位にあったかははっきりしないが、一応こんにちでは通説ができあがっている。Рыжов Константин. Монархи России. М., 2006 にならって、ここでもそれに従っておくが、あくまでも通説でしかないことは確認しておきたい。