- ヤコヴレフ アレクサンドル
- 1923-2005。政治家。ブレージュネフ時代には左遷され、カナダ駐在大使。アンドローポフによりイメモ所長として呼び戻され、ゴルバチョーフにより最高指導部入り。共産党書記(1986-90)・政治局員(1987-90)。ペレストロイカ最大の論客だったが、その急進的な主張は守旧派リガチョーフとの対立を呼び、改革をコントロールしたいゴルバチョーフとの齟齬も目立つようになっていった。もっとも、急進的と言ってもあくまでリガチョーフやゴルバチョーフと比較して、の話。在野の急進派に比較すると漸進主義的な穏健派と言うべきだろう。
- ヤコブソン ロマン
- 1896-1982。言語学者。ロシア革命後に亡命。音韻論を確立したのみならず、行く先々でモスクワ学派、レニングラード学派、プラハ学派を創設。さらにその影響はレヴィ=ストロースやバルトを通じて言語学以外の分野にも及んでいる。
- ヤゾフ ドミトリー
- 1923-。軍人。元帥。ゴルバチョーフにより、軍のペレストロイカを進めるために国防相に(1987-91)。共産党政治局員候補(1987-90)。連邦の崩壊には反発し、八月クーデタの首謀者のひとりとなる。
- ヤナエフ ゲンナディー
- 1937-2010。政治家。各種団体の組織者として活動し、官製労組では最後の議長となった。ゴルバチョーフにより副大統領に抜擢される(が、議会では2度まで承認を否決された)。共産党政治局員(1990-91)。八月クーデタの首謀者のひとり。
- ヤロシェンコ ニコライ
- 1846-98。画家。«移動展派» のひとりで、特に人物画を得意とした。
- ヤロスラフ賢公
- -1054。キエフ大公(1016-54)。父ヴラディーミル聖公の後を受けてキエフ・ルーシの最盛期を現出。
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