スヴャトスラーフ・ムスティスラーヴィチ
Святослав Мстиславич
ヴラディーミル=ヴォルィンスキイ公 князь Владимирский (1170-73)
生:?
没:1173頃
父:ヴラディーミル=ヴォルィンスキイ公ムスティスラーフ・イジャスラーヴィチ (ヴラディーミル=ヴォルィンスキイ公イジャスラーフ・ムスティスラーヴィチ)
母:アグニェシュカ (ポーランド王ボレスワフ3世曲唇王)
結婚:?
子:?
第11世代。モノマーシチ(ヴォルィニ系)。
両親の結婚は1150年頃、スヴャトスラーフ・ムスティスラーヴィチはおそらく長男、と考えると、スヴャトスラーフ・ムスティスラーヴィチの生年は1150年代初頭であろう。
父の跡を継いでヴラディーミル=ヴォルィンスキイ公になったとされているが、実際は何もわかっていない。それどころか、多くの文献が「ムスティスラーフ・イジャスラーヴィチの跡はロマーン偉大公が継いだ」と記述している。公としての在位がわずか3年程、事績も伝わっておらず、わざわざ言及する価値はない、ということなのだろう。
没年すらはっきりしない。