リューリク家人名録

ヤロスラーフ・ヴァシリコヴィチ

Ярослав Василькович

ヴィテブスク公 князь Витебский

生:?
没:1320

父:ヴィテブスク公ヴァシリコ・ブリャチスラーヴィチ (ヴィテブスク公ブリャチスラーフ・ヴァシリコヴィチ
母:?

結婚:?

子:

生没年分領結婚相手生没年その親・肩書き
母親不詳
1マリーヤアルギルダス-1377リトアニア大公

第14世代。ポーロツク系(ヴィテブスク系)。

 ポーロツクはすでに歴史の表舞台から滑り落ち、歴代の公については名前すらはっきりしないことが多い。ヤロスラーフも例外ではなく、父親がヴァシリコ・ブリャチスラーヴィチであるというのは、ふたりがともにヴィテブスク公だと考えられるからにすぎない。
 確実なのは、ヤロスラーフが最後のヴィテブスク公であったこと。そしておそらくは、ポーロツクの地において確認される最後のリューリコヴィチ系の公ということにもなろう。
 その死後、ヴィテブスクは娘婿アルギルダスが相続し、事実上リトアニア領となった。

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