リューリク家人名録

聖オレーグ・ロマーノヴィチ

Св. Олег Романович

ブリャンスクチェルニーゴフ公 князь Брянский и Черниговский (1288?-)

生:?
没:1290/1307?

父:ブリャンスク公ロマーン老公チェルニーゴフ公ミハイール・フセヴォローディチ
母:?

結婚:?

子:?

第13世代。スヴャトスラーヴィチ(オーリゴヴィチ)。

 生年を1245年とする文献を見たことがあるが、根拠は何だろう?

 1274年、メング=ティムールの命により、ガーリチ公レフ・ダニイーロヴィチを支援して、父とともにリトアニアとの戦闘に従軍。ノヴォグルードクからヴラディーミル=ヴォルィンスキイの妹(姉?)オリガ・ロマーノヴナのもとを訪ねている。
 1286年、父のスモレンスク遠征に従軍。

 1288年(?)、父が死ぬと、ブリャンスクチェルニーゴフ公位を継ぐ。しかし公位にあったのはごく短期間で、すぐに、自らの建てたペトロパーヴロフスキイ修道院にて修道士となり(修道名レオーンティイ)、公位は弟ミハイールに譲った。
 その後すぐに死んだとも言われるが、1307年に死んだともされる。正教会により聖者とされ、«ブリャンスクのオレーグ Олег Брянский» で知られている。

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