ヴラディーミル・イヴァーノヴィチ
Владимир Иванович
ヴォロトィンスク公 князь Воротынский
ボヤーリン боярин (1550-)
生:?
没:1553
父:ヴォロトィンスク公イヴァン・ミハイロヴィチ (ヴォロトィンスク公ミハイール・フョードロヴィチ)
母:アナスタシーヤ (イヴァン・ザハーリイン)
結婚:?
子:?
第20世代。スヴャトスラーヴィチ(オーリゴヴィチ)。モスクワ大公の勤務公。
1541年、オドーエフにて、弟たちとともにクリム・ハーン軍を打ち破る。その後もセールプホフやオドーエフの総督を歴任する。
1547年、イヴァン雷帝がツァーリとして即位し、本格的に親政を開始。これに伴いヴラディーミル・イヴァーノヴィチはカザンへ。以後、カザン対策の最前線に立つ。1550年には雷帝の側近グループ Избранная рада の一員となる。
1552年、カザン遠征に従軍。都市カザンの攻略では自らも城壁を越えて市内に突入した。
1553年、イヴァン雷帝が病に陥ると、まだ幼いツァレーヴィチ・ドミートリイよりもスターリツァ公ヴラディーミル・アンドレーエヴィチの継承支持に傾くが、最終的にはツァレーヴィチ・ドミートリイに臣従の誓いをし、また他の貴族たちにも誓いを促した。