ロマーノフ家人名録

レオニーダ・ゲオルギエヴナ・バグラティオーン=ムフランスカヤ

Леонида Георгиевна Багратион-Мухранская

公女 княжна
大公妃 великая княгиня (1948-)

生:1914.09.23/10.06−ティフリス(現トビリシ、グルジア)
没:(存命)

父:ゲオルギイ・アレクサンドロヴィチ・バグラティオーン=ムフランスキイ公
母:エレナ・ズロトニツカ 1886-1979

結婚①:1934−ニース(1937離婚)
  & サムナー・ムーア・カービー

結婚②:1948−ローザンヌ
  & ヴラディーミル・キリーロヴィチ公 1917-92 (キリール・ヴラディーミロヴィチ大公

子:

生没年結婚結婚相手生没年その親・肩書き身分
サムナー・カービーと
1ヘレン(ドヴィンスカヤ伯女)
ヴラディーミル・キリーロヴィチ公と
2マリーヤ1953-1976フランツ・ヴィルヘルム1943-ドイツ皇帝家の分家ドイツ諸侯

グルジア貴族。正教徒(グルジア正教会)。なお母親はポーランド貴族。

 革命後亡命し、フランスで育つ。

 最初の夫カービーはアメリカ人の富豪。しかしすぐに離婚。

 バグラティオーン家は中世以来グルジアとアルメニアで王位に就いてきた由緒ある家柄。しかし最終的にグルジアがロシアに併合された1801年以来、バグラティオーン家はロシア皇帝の臣下たる地位を認められたに過ぎない。しかもバグラティオーン=ムフランスキイ家はバグラティオーン家の分家で、レオニーダ・ゲオルギエヴナ公女の直接の祖先は1505年を最後にグルジア王となっていない。
 このためレオニーダ・ゲオルギエヴナ公女とヴラディーミル・キリーロヴィチ大公との結婚が、ロシアの皇位継承法が定める «相応しい家柄» との結婚かどうかが議論の的となっている。

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