公用語

ロシア連邦の公用語は、憲法第68条に基づき、ロシア語である。

 憲法には明記されていないが、連邦構成主体はそれぞれロシア語以外に公用語を制定している。

連邦構成主体公用語官庁語
アドィゲーヤ共和国アドィゲ語
アルタイ共和国アルタイ語カザフ語
イングシェーティヤ共和国イングーシュ語
ウドムールティヤ共和国ウドムールト語
カバルダー=バルカーリヤ共和国カバルダー=チェルケース語、カラチャイ=バルカール語
カラチャイ=チェルケース共和国アバザ語、カバルダー=チェルケース語、カラチャイ=バルカール語、ノガイ語
カルムィキヤ共和国カルムィク語
カレリヤ共和国ヴェプシ語、カレリア語、フィンランド語
北オセーティヤ共和国オセート語
コーミ共和国コミ語
サハー共和国ヤクート語エヴェン語、エヴェンク語、チュクチ語、ドルガーン語、ユカギール語
ダゲスターン共和国ダゲスターン国民すべての言語(うち文章語は以下のとおり)
アヴァール語、アグール語、アゼルバイジャン語、クムィク語、
タク語、タバサラン語、ダルギーン語、チェチニャー語、ツァフール語、
ノガイ語、ラク語、ルトゥル語、レズギー語
タタルスターン共和国タタール語
チェチニャー共和国チェチニャー語
チュヴァーシヤ共和国チュヴァーシュ語
トィヴァー共和国トィヴァー語
ハカーシヤ共和国ハカース語
バシュコルトスターン共和国バシュキール語
ハントィ=マンシ自治管区ネネツ語、ハントィ語、マンシ語
ブリャーティヤ共和国ブリャート語
ペルミ地方コミ=ペルミャーク管区コミ=ペルミャーク語
マリー・エル共和国マリー語
モルドーヴィヤ共和国エルジャ語・モクシャ語(モルドヴァー語の2方言)
ヤマロ=ネネツ自治管区セリクープ語、ネネツ語、ハントィ語

 これ以外の連邦構成主体や地方自治体も、独自に官庁語として地元少数民族の言語を使用している場合がある。

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最終更新日 24 11 2011

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